前回の記事で、
「いつかやりたいこと」は「主体的に取り組みたいと思えるタスク」に言い換えられる、と書きました。
とはいえ、すべての「いつかやりたいこと」について、等しい熱量で「主体的に取り組みたい!」と思えているわけではないでしょう。
それぞれに熱量の差があるのです。
中にはすっかり熱が冷めてしまったものもあるかもしれません。
つまり、
- 主体的に取り組みたいと思えるタスク
はその熱量に応じて、
- 今すぐにでも取り組みたいと思えるタスク
- 時間があれば取り組みたいと思えるタスク
という少なくとも2種類に細分化できることになります。
いずれも「主体的に取り組みたい」という点では共通していますが、熱量の多寡によって優先度が変わるわけです。
今回注目したいのは、2つ目の「時間があれば取り組みたいと思えるタスク」です。
「時間があれば」と条件付きにしていることから分かる通り、停滞しつつある、あるいはすでに停滞している可能性の高いタスクと言えるでしょう。
ご自身のタスクシュート上にもこれに該当するタスクがあるのではないでしょうか。
あるいは、すでにタスクシュートからは取り除いているかもしれません。
いずれにしても、一度は「主体的に取り組みたい」と思えたタスクのはずですから、どうにかして再び熱量を取り戻したいところ。
もちろん、「もうすっかり冷めてしまって、今は別のことに関心が移ってしまっているので…」ということであれば、無理に取り戻す必要はありません。
一方、まだ諦めきれずにチャンスを窺っている状況なのであれば、やりようはあります。
突破口は、「なかなか取りかかれないのはなぜか」という問いです。