日々、仕事に取り組む中で、時折脳裏をよぎるのは、
- あの人だったら、もっとこういう風に仕事を進めるだろうな
という、誰かの仕事のやり方のイメージです。
こういうイメージが思い浮かぶのは、言うまでもなく目の前の現在の自分の仕事のやり方に対して、「このやり方はぜんぜんダメだ」とみなしているからでしょう。
「ぜんぜんダメ」とまではいかずとも、「もっと良い方法があるはずなのに」という不足感はある。
その「もっと良い方法」が「あの人のやり方」です。
それでも、「今」は締め切りに追われているために今からその誰かのやり方を採り入れるわけにはいかない。
やむを得ず自分の「このやり方」で乗り切ることになります。
ここで改めて目を向けてみたいのは、そのようにして曲がりなりにも目の前の仕事を乗り切るときに使っている「自分のやり方」です。
確かに、「あの人のやり方」を使った方がもっと早く、うまく乗り切れるのかもしれません。
でも、長く使い続けている「自分のやり方」でも十分に戦えるはずです。
そうであれば、この「自分のやり方」をブラッシュアップしていけばいいのではないかと思うのです。
そのための方法について考えてみます。
